~現地タクシードライバーの話~
9月8日
午後
関西空港発の飛行機が那覇空港へやや遅れて、到着。
実習巡回先との約束の時間もあったため那覇空港よりタクシーで移動。
沖縄北部に向けて移動途中に米軍基地を通る。
そこで、女性ドライバーがポツリポツリと沖縄のことを話してくれた。
・米軍基地があるおかげで、沖縄は潤っている部分もある
・その一方で開発が進む分、自然も減ってしまっている
・米軍基地についての現地住民の賛否両論
・沖縄にすんでいる一人として、複雑な心境
そのドライバーはそのような背景があっても、
むしろあるからこそ、ここで生活していきたいと話されていた。
ソーシャルワーカーとして活動するうえでは、「地域性」の異なる部分も配慮し、支援を行う必要。
それを知るうえで数値やデータなども知ることも大事。
それ以上に大事なことがデータだけではみえない、
「声なき声」「生の声」
を聞き取り、その配慮をふまえたうえで支援ができるソーシャルワーカーが求められていると改めて実感。
自分自身を振り返るにも良い機会に。
実習先へ到着。
タクシードライバーに感謝の気持ちを伝える。
沖縄へきて恵まれた気候に囲まれ、どこか気が抜けているところは正直あったと感じる。
貴重な話を伺えたおかげで気持ちを引き締め、実習巡回へ望むことができました。